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投資初心者も大歓迎!NISAの仕組みを分かりやすく解説

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2024年1月から始まった新NISAですが、興味はあるけど一歩踏み出せない皆さんはこんな悩みをもっていませんか?

  • 「NISAってなに?」
  • 「NISAのメリットとリスクを教えてほしい」
  • 「成長投資枠とつみたて投資枠の違いは?」

この記事では、初心者におすすめの金融商品、適切な投資金額の設定方法、リスク管理のポイントまで、丁寧に解説します。

投資初心者でも安心して新NISAを活用できるように、分かりやすく具体的な情報をお届けします。この記事を読むことで、新NISAを使った賢い資産運用の第一歩を踏み出せるでしょう。

NISAの仕組みとは

NISA(少額投資非課税制度)は、日本政府が2014年1月1日に導入した投資家向けの制度で、投資による利益や分配金が非課税となる非常に魅力的な仕組みです。以下のポイントでNISAの概要を簡単に説明します。

NISAの目的と背景

  • 導入目的: 「貯蓄から投資へ」を促進するために設立されました。
  • 背景: 上場株式の10%税率の廃止に伴う激変緩和措置として位置付けられていましたが、2013年度税制改正では投資促進のための中核的なツールとなりました。
  • 名前の由来: 英国の「ISA(Individual Savings Account)」を参考にして、日本版として「NISA(Nippon Individual Savings Account)」と名付けられました。

NISAのメリット

税金優遇

NISA口座内での投資利益や配当金は非課税になります。通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを使えばこの税金がかからないため、利益を最大限に活用できます。

投資上限額の拡大

新しいNISAでは、年間の投資上限額が360万円まで拡大されました。これにより、より多くの資金を投資に回すことができ、将来的な利益を増やすチャンスも広がります。

非課税保有期間の無期限化

非課税保有期間が無期限となったことで、長期的な投資戦略を立てやすくなりました。時間をかけてじっくりと資産を増やしたい方には嬉しいポイントです。

投資の幅が広がる

成長投資枠では多様な金融商品を取引できるため、投資の幅が広がります。自分のリスク許容度や投資目標に応じて、様々な商品に投資することができます。

NISAのデメリット

NISAは多くの利点がありますが、注意すべきデメリットもあります。その中で、以下の5つのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

損失が発生する可能性がある

NISAも他の投資と同様にリスクがあります。株式や投資信託などの価格は市場の状況や企業の業績によって変動します。そのため、投資した金額が減少する可能性もあります。

損失が発生しても利益と相殺できない

通常の証券口座では、損失が生じた場合に他の口座での利益と相殺(損益通算)できますが、NISA口座ではそれができません。NISA口座で損失が出ても、他の口座で得た利益からその損失を引くことができず、税金がかかる場合があります。

含み損を抱えたまま非課税期間が終了する可能性がある

NISAの非課税期間が終了したときに、保有している投資商品が含み損(まだ確定していない損失)を抱えていることがあります。この場合、その商品を売却する際に税金がかかる可能性があります。

新規で投資をする必要がある

既に株式や投資信託を持っている場合、それをNISA口座に移すことはできません。NISAを利用するためには、新たにNISA口座を開設し、新規で投資をする必要があります。

1人につき1口座しか開設できない

NISA口座は1人につき1口座しか開設できません。また、年に1回だけ金融機関を変更することができます。複数のNISA口座を持ちたい場合や、金融機関を頻繁に変更したい場合は注意が必要です。

これらのデメリットを理解し、投資を行う際にはリスクを適切に管理することが重要です。自身の投資目標やリスク許容度を考慮した上で、慎重に投資先を選択しましょう。

新NISAの特徴

新NISAは、従来のNISA制度をさらに進化させたもので、投資家にとって多くのメリットを提供します。

成長投資枠とは

投資対象

成長投資枠では、幅広い金融商品を購入できます。具体的には、上場株式(日本株式や外国株式)、ETF(上場投資信託)、REIT(上場不動産投信)、公募株式投資信託などが含まれます。

年間投資枠

成長投資枠の年間投資額の上限は240万円です。これを利用して、投資家は自分のリスク許容度や投資目標に合わせて資産を構築することができます。

非課税保有期間

成長投資枠内で購入した金融商品の利益や配当は、非課税となります。非課税保有期間は無期限であり、将来の売却による利益も税金がかかりません。

つみたて投資枠とは

投資対象

つみたて投資枠では、特定の投資信託に限定された積立投資が可能です。これは、安定的な資産形成や長期的な積み立て投資に適しています。

年間投資枠

つみたて投資枠の年間投資額の上限は120万円です。これを利用して、定期的に積み立て投資を行うことができます。

非課税保有期間

つみたて投資枠内で購入した投資信託の利益や配当も、非課税となります。非課税保有期間も無期限です。

「成長投資」と「つみたて投資」の併用ができる

新NISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠を併用することができます。つまり、年間投資額の上限が360万円に拡大し、投資家はより多くの資金を使って、幅広い投資戦略を展開することができます。

制度の恒久化と生涯非課税限度額

新NISA制度では、制度が恒久化され、生涯非課税限度額が最大1,800万円まで拡大されました。これにより、投資家はより長期間にわたって税金の負担を軽減しながら資産を増やしていくことができます。

投資にはリスクが付きもの

  • 投資には市場リスクや金利リスクなどがあります。適切なリスク管理が必要です。
  • 一部の金融商品には取引手数料や運用手数料がかかる場合があります。これらのコストを考慮することが重要です。

新NISAは、投資家にとって税金優遇や投資上限額の拡大など多くのメリットを提供しますが、投資リスクや手数料などのデメリットもあります。投資家は自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、適切な投資
戦略を構築することが重要です。

旧NISAと新NISAの変更点とは

旧NISAと新NISAの変更点を詳しく説明します。

名称の変更

  • 旧NISA: 一般NISAとつみたてNISAのジュニアNISAなどの口座がありました。
  • 新NISA: 成長投資枠とつみたて投資枠の2つの口座に名称が変更されました。

年間投資上限額の拡大

  • 旧NISA: 一般NISAでは年間120万円、つみたてNISAでは年間40万円までの投資が可能でした。
  • 新NISA: 成長投資枠では年間240万円、つみたて投資枠では年間120万円までの投資が併用可能になりました。

合算すると年間投資額の上限が360万円に拡大されました。

生涯非課税限度額の設定

  • 旧NISA: 生涯非課税限度額が設定されておらず、一般NISAでは最大600万円、つみたてNISAでは最大800万円までの非課税保有額がありました。
  • 新NISA: 生涯非課税限度額が設定され、最大1,800万円までの非課税保有額が可能になりました。さらに、保有している商品を売却した場合、その分の簿価金額だけ非課税保有限度額が復活して再利用可能となります。
簿価(ぼか)とは

例えば、

株式を1,000円で購入し、その後1,500円で売却したとします。この場合、500円の利益が発生しますが、その1,000円の簿価分は再利用可能です。

つまり、次の年には再び1,000円分の新たな金融商品を購入する際に、非課税枠として利用することができます。

この方式によって、NISA口座での投資を行う際には、簿価残高を考慮しながら投資戦略を立てることが重要です。

非課税保有期間の無期限化

  • 旧NISA: 一般NISAでは非課税保有期間が5年、つみたてNISAでは20年でした。
  • 新NISA: 成長投資枠とつみたて投資枠の両方で非課税保有期間が無期限になりました。

制度の恒久化

  • 旧NISA: 一般NISAは2023年まで、つみたてNISAは2042年まで(新規購入は2023年まで)の期限が設定されていました。
  • 新NISA: 制度が恒久化され、期限が撤廃されました。これにより、将来にわたって安定して投資を続けることが可能になりました。

併用可能性の拡大

  • 旧NISA: 一般NISAとつみたてNISAはそれぞれ独立した口座であり、同時に利用することはできませんでした。
  • 新NISA: 成長投資枠とつみたて投資枠の両方を併用することが可能になりました。これにより、年間投資額の上限が拡大され、投資家はより多くの資金を活用して投資を行うことができます。

投資対象の拡大

新NISA: 成長投資枠では、上場株式、ETF、REIT、公募株式投資信託など幅広い金融商品が投資対象に含まれます。

これらの変更点により、新NISAはより柔軟性が高く、投資家にとってより魅力的な制度となりました。

NISAの始め方

NISA(少額投資非課税制度)は、将来の資産形成や税金の軽減を目指す方にとって魅力的な制度です。では、NISAを始めるための手順を分かりやすく解説しましょう。

NISA口座を開設する金融機関を選ぶ

NISA口座を開設するためには、信頼できる金融機関を選ぶ必要があります。大手銀行やネット証券、証券会社などさまざまな選択肢があります。口座開設には手数料はかかりませんが、サービスや手数料、取扱商品などを比較して、自分に合った金融機関を選びましょう。

口座開設手続きを行う

選んだ金融機関のホームページや窓口で、NISA口座の開設手続きを行います。必要な書類や情報を準備して、スムーズに手続きを進めましょう。

投資商品を選定する

口座開設後は、NISA口座に投資する商品を選定します。株式や投資信託など幅広い金融商品に投資できます。自分の投資目標やリスク許容度に合った商品を選びましょう。

リスク管理を行う

投資にはリスクが伴いますので、慎重なリスク管理が必要です。投資商品の特性や市場の動向を理解し、リスクを最小限に抑えるための戦略を考えましょう。

継続的な資産管理を行う

NISA口座を開設した後も、継続的な資産管理が重要です。投資商品の状況や自身の投資目標に合わせて、定期的にポートフォリオを見直し、必要に応じて調整を行いましょう。

楽天証券かSBI証券が人気

NISAの口座開設でおすすめな証券会社は、手数料が比較的安く、サービスも充実している楽天証券やSBI証券です。

SBI証券の魅力とは

  • ネット証券人気No.1: 証券総合口座1,000万口座の開設を誇り、多くの個人投資家から高い評価を受けています。
  • 取扱銘柄・金融商品の多さ: 多彩な銘柄や金融商品を取り扱っており、投資家のニーズに応えることができます。
  • 手数料の安さ: 約定代金に関わらず売買手数料が0円という安心感があります。
  • 新NISA口座の充実したサービス: NISA口座の提供や運用支援に力を入れており、初心者にも親しみやすいです。
  • IPO銘柄取扱実績: 新規公開株を積極的に取り扱い、豊富なIPO銘柄数を誇ります。
  • クレカ積立でVポイント還元: 三井住友クレジットカードを利用した積立投資でVポイントが付与され、お得感があります。

楽天証券の魅力とは

  • NISA口座数No.1: 対象商品や手数料、ポイントサービスの充実で、楽天証券のNISA口座は口座開設数No.1です。
  • 取引しながら楽天ポイントが貯まる: 株取引額に応じて楽天ポイントがもらえ、貯まったポイントで国内株式や国内投信が購入できます。
  • 新NISA×楽天カードでのクレカ積立: 楽天カードでの積立投資が可能で、0.5~1%のポイント還元があります。
  • 国内株/米株対応のスマホアプリ: iSpeedアプリは日本株と米国株の両方に対応し、取引や情報収集がスムーズに行えます。

自分に合った証券会社を選ぶ際には、手数料だけでなく、取扱商品や投資情報の充実度、取引プラットフォームの使いやすさなどを総合的に考慮することが重要です。そして、NISA口座を開設する際には、自分の投資スタイルや目標に最も適した証券会社を選びましょう。

まとめ

NISA(少額投資非課税制度)は、投資家にとって非常に魅力的な制度です。新NISAは旧NISAから大幅に改良され、その魅力がさらにアップしました。

新NISAの特徴

  • 成長投資枠つみたて投資枠の2つの口座を活用できます。
    • 成長投資枠:さまざまな金融商品に投資でき、自分のリスク許容度や投資目標に合わせた投資が可能です。
    • つみたて投資枠:定期的な積み立て投資ができ、安定的に資産を増やせます。
  • 年間投資額の上限が拡大:年間最大360万円まで投資可能になりました。
  • 非課税保有期間の無期限化:最大1,800万円までの非課税保有が設定され、長期的に安定して資産を形成し、税金の負担を軽減できます。
  • 制度の恒久化:期限が撤廃され、将来にわたって安心して投資を続けられます。

NISAは、投資初心者から経験豊富な投資家まで、誰でも利用できる制度です。新NISAを活用して、将来のための資産形成を目指しましょう。不安や疑問があれば、専門家や金融機関のサポートを受けることもできます。

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これらの記事を参考に、新NISAを上手に活用し、将来の安定した資産形成を目指しましょう!

自己紹介
平田 とかげ
平田 とかげ
マネ活を義務教育に!
はじめまして!私はこれまでに、投資しながら少しずつ資産を形成してきました。投資を始めた頃は全くの初心者でしたが、少額から始めて徐々に目指していきました。では、私が経験したリアルな投資のステップをシンプルに伝え、これから投資を始める方のお役に立つ情報を共有しています。ますので、ぜひ一緒に行っていきましょう!
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