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デビットカードとは?安全かつ便利なキャッシュレスライフを

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キャッシュレス社会の波が押し寄せる中、デビットカードはますます注目を集めています。しかし、その名前を聞いたことがあっても、実際の使い方や特徴について知らない人も多いのではないでしょうか。

デビットカードは、近年の経済の変化に伴い、その利用者数が増加しています。この便利な支払い手段の基礎知識や、日常生活での活用方法について理解することは、現代社会で必要不可欠なスキルの一つと言えるでしょう。

そこで、本記事ではデビットカードの基本的な仕組みや使い方について、わかりやすく解説していきます。デビットカードを利用することで、キャッシュレスな生活をよりスムーズに楽しむためのヒントを得ることができるでしょう。

もくじ
  1. デビットカードとは
  2. デビットカードの特長
  3. デビットカードとクレジットカードの比較
  4. デビットカードと現金の比較
  5. デビットカードの使い方
  6. デビットカードはこんな方におすすめ
  7. デビットカードに潜む危険とは
  8. デビットカードの不正利用の対策とは
  9. 被害にあった時の対処の仕方
  10. まとめ

デビットカードとは

デビットカードは、現金とクレジットカードを組み合わせたようなカードで、支払いと同時に銀行口座からお金が引き落とされます。銀行口座にあるお金をそのまま使えるので、使いすぎて借金をする心配もありません。

デビットカードには、日本国内で使えるJ-Debitと、国際ブランドが付いたものの2種類があります。J-Debitは銀行のキャッシュカードと同じように使え、国際ブランド付きのものは海外や一部の国内の加盟店でも使えます。

デビットカードの発行は基本的に審査がなく、15歳以上で銀行口座を持っていれば申し込むことができます。そして、デビットカードを使うときは、ATMで現金を引き出す手間もチャージする手間も不要です。簡単に使えて便利なので、キャッシュレス決済をするときに重宝します。

デビットカードの特長

デビットカードの独自の特長は、以下の4点に集約されます。

利用限度額=口座残高であるため、使いすぎを防げる

デビットカードの利用可能額は、その利用者の銀行口座に残っているお金に即した額です。つまり、口座残高が利用限度額となるため、使いすぎることがありません。また、利用者が独自に利用可能額を設定することもできます。このため、未成年者や高齢者など、経済的な制限を必要とする場合でも安心して利用できます。

利用するとポイントがついておトク

特定のデビットカードでは、利用金額に対してポイントやキャッシュバックが付与される場合があります。このため、利用するほどにお得になります。現金での支払いよりもポイントやキャッシュバックが得られるため、経済的にも魅力的です。

利用のたびにメール通知

デビットカードを使うたびに、その利用履歴が利用者の登録したメールアドレスに通知されます。これにより、万が一不正利用があった場合でも、利用者はすぐに気づくことができ、早めの対処が可能です。安心して利用できるセキュリティ機能と言えます。

海外ATMで現地通貨を引き出せる

デビットカードを海外のATMで使用すると、現地通貨を引き出すことができます。このため、海外旅行時に現地通貨を手に入れる手間が省け、両替手数料を節約できます。使い勝手の良さと利便性があります。

デビットカードとクレジットカードの比較

デビットカードとクレジットカードを比較すると、それぞれに独自のメリットやデメリットがあります。まずはデビットカードのメリットを見てみましょう。

デビットカードのメリット

  • 使いすぎを防げてお金の管理がしやすい: デビットカードは口座残高分しか使えないため、使いすぎを防ぐことができます。支払いと同時に口座からお金が引き落とされるので、お金の管理がしやすいです。
  • 基本的に審査がないので利用しやすい: デビットカードは審査がなく、15歳以上の方ならば銀行口座があれば申し込むことができます。
  • 15歳から申し込める: 未成年者も利用できるデビットカードがあります。

デビットカードのデメリット

  • 口座が残高不足だと支払ができない: デビットカードは口座残高分しか使えません。残高が不足していると支払いができません。
  • 支払方法は一括払いのみ: デビットカードは一括払いのみで、分割払いやリボ払いなどの支払方法は選択できません。
  • ETCカードの発行ができない: 一部のデビットカードを除いて、ETCカードを発行できません。

デビットカードと現金の比較

デビットカードと現金を比較すると、それぞれに特有のメリットやデメリットがあります。

デビットカードのメリット

  • 現金を引き出す必要がない: デビットカードを利用すると、支払いの際に現金を事前に用意する必要がありません。カードを使って支払えば、その場で口座からお金が引き落とされるので、現金を引き出す手間が省けます。
  • ポイントやキャッシュバックによる還元がある: 多くのデビットカードには、利用金額に応じてポイントやキャッシュバックが付与される特典があります。これにより、現金で支払うよりもお得に買い物をすることができます。
  • 海外でも利用できる: デビットカードは国際ブランドが付いている場合、海外でも利用することができます。現地通貨で支払う際には、その都度口座からお金が引き落とされるので、両替の手間が省けます。
  • 付帯保険や不正利用の補償がある: 一部のデビットカードには、ショッピング保険や不正利用の補償が付帯されています。これにより、購入した商品の損傷や不正利用に対する補償が受けられるため、安心して利用することができます。

デビットカードのデメリット

  • 利用できない店舗もある: 一部の店舗ではデビットカードの利用が制限されている場合があります。特に小規模な店舗や一部のサービスでは、現金のみの取り扱いとなっていることがあります。
  • デビットカードでは支払できないものがある: ガソリンスタンドや有料道路料金、飛行機の機内販売サービスなど、一部のサービスではデビットカードの利用ができない場合があります。事前に利用可能な支払方法を確認しておく必要があります。

デビットカードの使い方

デビットカードの利用シーンを3つ紹介します。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットでの利用

デビットカードは日常的に利用するコンビニエンスストアやスーパーマーケットで便利に利用できます。お買い物の際にレジでデビットカードを提示し、「一回で」と答えることで支払いが完了します。これにより、現金を用意する手間やおつりのやり取りを気にせずに、スムーズにお買い物ができます。

インターネットショッピングでの利用

デビットカードはインターネットショッピングでも利用できます。クレジットカードと同様に、支払い時にデビットカードの情報を入力し、支払いを完了させることができます。支払いが即時に口座から引き落とされるため、支払い手続きがスムーズで安全です。

海外での現地通貨引き出し

デビットカードは海外での現地通貨引き出しにも利用できます。海外のATMでデビットカードを利用することで、現地通貨を引き出すことができます。これにより、両替所を利用する手間や、多額の現金を持ち歩くリスクを回避することができます。また、多くのデビットカードは海外での利用に対応しているため、海外旅行や出張の際にも便利です。

デビットカードはこんな方におすすめ

デビットカードは以下のような方におすすめです。

クレジットカードを作れない方

クレジットカードの審査に通らない場合や、年齢が未成年であるためにクレジットカードを作れない方にとって、デビットカードは便利な代替手段です。デビットカードは審査がなく、15歳以上の方であれば利用できます。

キャッシュレス決済をしたいがクレジットカードに抵抗がある方

クレジットカードを持つことに抵抗がある方や、使いすぎを心配している方にとって、デビットカードは安心してキャッシュレス決済を行う手段となります。口座にある残高分しか使えないため、使い過ぎる心配がありません。

収支を分かりやすく管理したい方

デビットカードの利用では、支払いと同時に口座から代金が引き落とされるため、収支管理がしやすくなります。クレジットカードのようなタイムラグがないため、支出の管理がシンプルになります。

現金の面倒から解放されたい方

デビットカードを利用することで、ATMでの現金引き出しの手間や、現金の管理に関するストレスから解放されます。また、レジでの支払いがスムーズになるため、小銭を取り出す手間や支払いにかかる時間を気にする必要がありません。

デビットカードに潜む危険とは

デビットカードの利用には不正利用の危険性があります。クレジットカードと同様に、デビットカードもさまざまな不正利用の手口が存在します。以下に、主な不正利用のケースを見てみましょう。

カードの盗難や紛失

カードそのものが盗難や紛失された場合、第三者がそれを不正に使用する可能性があります。古典的な手口ですが、誰もが巻き込まれる可能性があります。

カード情報を第三者に知られる

カード番号や有効期限、氏名、暗証番号などの情報が第三者に漏れると、その情報を不正に利用される可能性があります。例えば、飲食店の店員がカード情報を盗み見て不正利用する事件も報告されています。

スキミング

特殊な装置を使ってカードの磁気ストライプに記録されている情報を抜き取り、それを使用して偽造カードを作成する手口です。しかし、近年はICチップ付きのカードが普及し、スキミング対策が強化されています。

フィッシング詐欺

インターネット上で偽のバンキングサイトやショッピングサイトに誘導し、個人情報やカード情報を入力させる手法です。これらの情報を使って不正行為を働くことがあります。フィッシング詐欺は非常に巧妙化しており、本物のサイトと見分けがつきにくい偽サイトも存在します。

ネットショッピング詐欺

偽のショッピングサイトを利用して商品代金をだまし取ったり、カード情報を不正に利用する手法です。スマートフォンの普及に伴い、ネットショッピング詐欺の被害が増加しています。

デビットカードの不正利用の対策とは

デビットカードの不正利用を防ぐためには、以下のような方法があります。これらの方法を活用することで、不正利用のリスクを最小限に抑えることができます。

代金引き落とし口座を貯蓄用の口座にしない

デビットカードで決済した代金は口座の残高から引かれます。そのため、貯蓄用の口座ではなく、給与やアルバイト代の振込口座とは別の口座を設定することが重要です。これにより、口座に入っている金額以上の決済ができないようにし、万が一不正利用されても被害額を抑えることができます。

利用限度額を設定する

ほとんどのデビットカードでは、1回あたり、1日あたり、1ヶ月あたりの決済額の上限を設定できます。利用限度額を設定することで、万が一不正利用の被害にあっても被害額を抑えることができます。

海外での利用機能を停止しておく

多くのデビットカードには、海外のATMで現地通貨を引き出せる機能が付帯しています。しかし、近年の金融犯罪はグローバル化しており、海外での不正利用のリスクも増加しています。海外での利用機能は基本的にオフにしておき、海外への旅行や出張の際にだけ利用できる状態にすることが望ましいでしょう。

利用履歴をこまめにチェックする

デビットカードを発行している会社や金融機関の多くは、スマートフォンからリアルタイムで口座残高を確認できるアプリを提供しています。利用履歴をこまめにチェックし、不審な取引がないかを確認しましょう。また、個別の決済ごとにメールで通知してくれるサービスもありますので、併せて利用することで、不正利用を早期に発見することができます。

被害にあった時の対処の仕方

デビットカードの不正利用に遭遇した場合、以下の手順に従って行動することが重要です。

カード発行会社に連絡する

不正利用に気付いたら、すぐに利用しているデビットカードの発行会社や銀行に電話して、カードの利用を停止してもらいましょう。不正利用の拡大を防ぐためにも、速やかな対応が必要です。カードの裏面やホームページ、カード申込時の案内などから窓口の電話番号を確認できます。ほとんどの会社は24時間受付を行っています。

警察に届出をする

カードの紛失や盗難による不正利用が疑われる場合は、警察に連絡して届出を行いましょう。この際、警察に対しては紛失や盗難の届出を行います。不正利用に関する被害届ではありませんが、後の補償措置を受けるためには警察への届出が必要です。なるべく早く最寄りの警察署に相談し、手続きを進めましょう。

カード発行会社からの手続きに従う

カード発行会社からは不正利用に関する調査のための手続きがあります。電話での聞き取りや届出書の記入・返送などが求められる場合がありますので、その指示に従って協力しましょう。補償内容や期間は会社によって異なりますので、ホームページや規約などで詳細を確認しましょう。不正利用による損害に対する補償は無制限ではなく、故意や重大な過失による損害など一部のケースでは補償対象外となることもあります。

まとめ

デビットカードとは

デビットカードは、銀行口座に直接接続されたカードで、支払いと同時に口座からお金が引き落とされるカードです。クレジットカードと異なり、借金をすることなく利用できます。また、国内での利用に限られるJ-Debitと、国際ブランドが付いたものの2種類があります。

デビットカードの使い方

店舗での支払い:

デビットカードは店舗のレジで直接利用できます。商品を購入する際にレジでデビットカードを提示し、支払いを完了します。

インターネットでのショッピング:

オンラインショッピングでもデビットカードを利用できます。支払いの際に、カード情報を入力して利用します。

海外での利用:

一部のデビットカードには、海外での利用機能が付いています。海外のATMで現地通貨を引き出すこともできます。

デビットカードの注意点と対処法

注意点:

  • 不正利用のリスク: カード情報の盗難や不正利用のリスクがあります。
  • 利用制限の可能性: 一部の店舗やサービスではデビットカードの利用が制限されている場合があります。

対処法:

  • 速やかな連絡: 不正利用に気付いたら、速やかにカード発行会社に連絡してカードの利用を停止します。
  • 警察への届出: 不正利用の場合は、警察に届け出を行います。

最後に

デビットカードは現金の代わりに利用できるだけでなく、ポイントがもらえたり、海外でも利用できるなど、非常に利便性が高いカードです。しかし、不正利用のリスクや一部のサービスでの利用制限などの注意点も存在します。適切な対処を行いながら利用することで、デビットカードの利便性を最大限に活かし、安全にキャッシュレス生活を楽しむことができます。また、デビットカードとクレジットカードを組み合わせて利用することで、さまざまなシーンで柔軟に支払いを行うことができます。デビットカードを効果的に活用し、快適で便利な生活を送るために、注意点を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

自己紹介
平田 とかげ
平田 とかげ
マネ活を義務教育に!
はじめまして!私はこれまでに、投資しながら少しずつ資産を形成してきました。投資を始めた頃は全くの初心者でしたが、少額から始めて徐々に目指していきました。では、私が経験したリアルな投資のステップをシンプルに伝え、これから投資を始める方のお役に立つ情報を共有しています。ますので、ぜひ一緒に行っていきましょう!
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