お金の勉強
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なんで私は貯金ができないの?原因は収入かそれとも・・・

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日々の生活において、多くの人がお金を貯めることを考えていますが、なかなかその目標に向かって進展することが難しいと感じている人も少なくありません。口座の残高が増えずに悩む方々に共通する特徴として、「家計の収支を把握していない」「計画的にお金を使えていない」といった要因が挙げられます。お金が貯まらない原因を把握し、適切な対策を講じることは、貯蓄を始める上で非常に重要です。

本記事では、お金が貯まらない人の特徴や、貯蓄を促進するためのポイントについて、わかりやすく解説します。さまざまな観点からアプローチし、お金を貯めるための実践的なヒントを提供します。それでは、まずはお金が貯まらない背景にある要因を探り、効果的な貯蓄の手法について考察していきましょう。

お金が貯まらない人の特徴

お金が貯まらない人の主な特徴をまとめました。これらの特徴に該当するかどうかを考えることで、自分のお金の管理方法を見直す一歩となるでしょう。

収支を把握できていない

家計の収支を把握していないということは、自分がどれくらいのお金を使っているか、収入と支出のバランスがどうなっているかを把握していない状態です。

例えば、毎月の給料を受け取り、支払いをしていく中で、具体的に何にいくら使ったかを把握せずにいると、支出が収入を上回っていることに気づかないまま赤字になってしまいます。

たとえば、予定外の飲み会や急な出費、衝動買いなどが積み重なり、思っていた以上にお金が消費されていることがあります。その結果、予算オーバーになり、貯金ができなくなります。

ですから、毎月の支出を記録し、収入とのバランスを確認することが大切です。そうすることで、無駄な支出を見つけることができ、必要な支出とのバランスを取りやすくなります。これが、家計の収支を把握することの重要性です。

お金の使い方が無計画

計画的にお金を使えないというのは、つまり支出の管理が雑であり、衝動的な買い物や無駄な支出が多いということです。

普段の生活で、ついつい欲しいものや気まぐれな衝動に負けて、計画もなくお金を使ってしまうことがあります。例えば、コンビニやカフェでのちょっとした買い物がそれにあたります。

たとえば、毎日のようにコンビニでお菓子や飲み物を買ったり、カフェでコーヒーを何度も飲んだりすることで、1回の支払額は少なくても、その頻度が高くなると、その合計額はかなりの金額になります。

こうした支出が積み重なると、予算を超えてしまい、貯金する余裕がなくなります。ですから、計画的にお金を使うことは、毎日の小さな支出から大きな支出までを含めて、収支を把握し、無駄な支出を減らすことが大切です。

ボーナスが入ればなんとかなると思っている

ボーナスに頼りすぎているというのは、毎月の収支を考えずに、ボーナスが支給されることで赤字を補填しようとする考え方です。

この考え方にはいくつかの問題があります。まず、毎月の家計が赤字であるということは、収入よりも支出が多いということです。この状況下では、ボーナスだけに頼っていても収支が改善されません。むしろ、赤字が積み重なり、貯金ができないままになってしまいます。

さらに、ボーナスの支給額は企業の業績や個人の成果によって変動するため、毎年同じ額が支給されるとは限りません。支給額が想定よりも少ない場合や支給されない場合もあります。そのため、ボーナスだけに頼っていては、予期せぬ支出や生活変化に対応できず、貯蓄が難しくなります。

ですから、ボーナスを収入の一部として考えるのではなく、定期的な収入と同様に、毎月の収支をバランスよく管理することが重要です。支出を見直し、無駄な出費を削減し、必要な貯金を毎月の収入から確保することで、安定した家計を築くことができます。

行き当たりばったりでローンを組まない

ローンを組むときに返済計画を立てないと、将来の支出や収入の見通しが立たず、返済に困ることがあります。

例えば、住宅ローンを組んで家を買ったとします。しかし、返済計画を立てずにローンを組んでしまうと、毎月の返済額が予想以上に大きくなる可能性があります。すると、生活費やその他の支出が不足し、家計が苦しくなるかもしれません。

また、返済計画をしっかり立てていないと、将来的な出費や収入の変動に対応できません。例えば、突然の医療費や失業などが発生した場合、返済が困難になるかもしれません。

ですから、ローンを組むときには返済計画を立てておくことが大切です。自分の収入や支出をしっかり把握し、将来の負担を考えて計画を立てましょう。そうすることで、安心してローンを返済できるようになります。

夫婦間のお金は共有する

夫婦で財布を分けて管理すると、お互いのお金の使い方や貯金額が見えにくくなります。これは、お互いの収入や支出が明確でないため、家計の全体像が見えにくくなるからです。

例えば、片方が貯金していると思っているのに実際は貯金がされていない、もしくは少ない場合があります。また、将来の大きな出費や家計全体の目標に向けて貯金をしているかどうかも把握しにくくなります。

さらに、財布を分けると家計の管理が複雑化し、支出計画を立てることが難しくなります。特に、家族全体の生活費や将来の貯金などを考える場合、お互いの収支についてしっかり話し合う必要があります。

そのため、夫婦で共有の財布を持ち、収入や支出を共有することが大切です。お互いのお金の使い方を透明にし、定期的に家計簿を確認しあうことで、効果的な家計管理ができます。

余ったお金を貯金に回すのは無理がある

給与を使い切ってしまう人は、収入と支出のバランスがうまく取れていない可能性があります。毎月の給与から生活費を賄った後に残ったお金を貯蓄に回そうと考えても、実際にはその余裕がないことがよくあります。

このような状況に陥る原因の一つは、支出が収入を上回ってしまっていることです。つまり、収入よりも支出が多くなってしまい、給与が入るたびに使い切ってしまうというサイクルに陥っています。

さらに、生活費に充てた残りを貯蓄に回そうとしても、次の月の支出が予測できない場合や急な出費がある場合に、貯蓄する余裕がなくなってしまいます。結果として、貯蓄が積み立てられず、お金が貯まりにくい状況に陥ってしまうのです。

この問題を解決するためには、まず収入と支出のバランスを見直し、生活費を見直して節約することが必要です。また、将来の予期せぬ出費に備えて緊急費用の貯蓄も考えておくと良いでしょう。そして、毎月の収支を把握し、必要な支出と貯蓄のための予算を立てることで、お金が貯まりやすい環境を整えることができます。

帰り道のお菓子やドリンクは無駄

「ラテマネー」とは、ちょっとした金額を何気なく使っていることで、意識しないうちに大きな支出につながってしまう現象です。このような支出パターンは、個々の出費が小さいため、その影響があまり実感できないことが特徴です。

例えば、毎日のようにコンビニでお菓子を買うことや、カフェでコーヒーを買うことが挙げられます。1回あたりの支出が少額なので、その都度支払う際には大きな負担には感じません。しかし、これらの支出が日常的に続くと、その合計額は驚くほどになります。

例えば、1日1000円のコーヒー代を支払うとすると、1か月で20日×1000円=2万円、1年間で約24万円にもなります。このような小額の支出が積み重なることで、意外と多くのお金が消えてしまうのです。

お金が貯まる人は、このような「ラテマネー」に気を配り、日々の支出を見直すことで無駄な出費を減らします。彼らは収入に見合った支出を計画し、その範囲内で生活することで、貯蓄を着実に増やしています。したがって、収入の多寡よりも支出のコントロールが貯蓄にとって重要な要素となるのです。

忙しさを理由にするのは、ただの逃げである

忙しさや面倒さを理由にして、お金のことを後回しにしている人がいます。仕事や家族の世話、趣味などで忙しい日々を送る中で、お金のことを考える時間が取れないと感じることがあります。また、家計簿をつけているにも関わらず、支出の見直しや節約に取り組むのが面倒だと感じ、後回しにしてしまうこともあります。

しかし、お金のことを考える意識を持つことで、生活にプラスの影響を与えることができます。例えば、スマホの料金プランを見直すことで、月に数千円の支出を節約できることがあります。同様に、保険料を見直して必要な保障に合わせることで、余分な支出を減らすことができます。これらの小さな変化が積み重なると、年間で大きな貯蓄額につながります。

例えば、月に1万円の支出を減らすことができれば、1年間で12万円の貯蓄が可能です。忙しさを理由にお金のことを後回しにせず、少しの努力で節約や貯蓄ができることを理解し、行動に移すことが重要です。これにより、将来の安定した生活や夢の実現に近づくことができます。

身近なところから変えていこう

ATM手数料を払っていませんか?

無意識に支払ってしまうお金、特にATM引き出し手数料や振込手数料は、非常にもったいないです。例えば、ATM引き出し手数料は、自分のお金を引き出すたびに手数料がかかり、年間で見るとかなりの金額になります。銀行に100万円預けていても、その1年間の利息はたったの100円程度。それと同じ額の手数料を支払ってしまうことになります。

ただし、自分の口座がある銀行のATMや提携先のコンビニATMを利用すれば、平日の日中はほとんどの場合、無料で引き出せます。平日夜や土日、祝日でも手数料がかからない銀行もあります。自分の口座で特典がないか、きちんと調べてみましょう。

また、振込手数料も同様です。家賃や子どもの塾の月謝など、いろいろな振込で手数料がかかっているかもしれません。しかし、一定の残高があれば月数回の振込手数料が無料になる銀行もあります。自分が使っている銀行で振込手数料が無料になる条件は何かを確認しましょう。

最近ではマイナス金利政策の影響もあり、ATM手数料や振込手数料の改定が行われています。無料だった手数料が有料になったり、無料になる条件が変更されたりしています。日頃使っている銀行の手数料体系を再確認することが大切です。これらの手数料を節約することで、無駄な支出を減らし、貯蓄に回すことができます。

リボ払いしていませんか?

現金での支払いはポイントがつかないため、クレジットカードを利用する人が増えています。クレジットカードを使えば、支出履歴を管理しやすくなり、ポイントも有効活用できます。ただし、クレジットカードを利用する際にはリボ払いに注意が必要です。リボ払いを選ぶとポイントが多くなるカードもありますが、その裏にはカード会社が利益を得るための仕組みがあります。

リボ払いは、毎月の支出を平準化できるという利点がありますが、利息が発生します。つまり、実際には借金をしている状態と同じなのです。リボ払いを選ぶ人の中には、支払い能力を超えて買い物をしてしまう傾向があります。支払いが増えてしまい、支払いが終わらない状況に陥ることもあります。

同様に、ボーナス払いも注意が必要です。ボーナス払いは利息がかからないものの、支払いを先延ばしにすることで、実質的には借金をしていることと同じです。せっかくのボーナスが借金の返済に回されてしまうこともあります。

まとまったお金が必要な買い物は、事前に貯金をしてから購入することが賢明です。これができないと、支払いが膨らんでしまい、財布の中身がどんどん減ってしまいます。リボ払いやボーナス払いは便利な支払い方法ですが、借金をしている状態と同じなので、慎重に考える必要があります。

そのコーヒーとお菓子、本当に必要ですか?

朝の通勤途中や飲んだ帰りについついコンビニに立ち寄って、本来必要のないものまで買ってしまう経験、多くの人が抱えているかもしれません。このようなついで買いは、コンビニの戦略によって誘導されています。コンビニは限られたスペースに多くの商品を配置し、顧客の購買行動を分析して陳列棚を工夫しています。そのため、ついで買いを誘発する商品を目立たせるような配置がされています。

一つの商品だけでも数百円ですが、これが積み重なると結構な金額になります。特にお金に余裕がない人にとっては、このようなついで買いは貯蓄の妨げになります。コンビニで買うしかないという理由がない限り、無駄な支出は避けるべきです。

同様に、スーパーでのまとめ買いも同じです。特売日やポイント倍増のキャンペーンには注意が必要です。一度冷静に考えてみると、その割引やポイントが本当にお得なのか、疑問が生じるかもしれません。また、普段から同じ商品がいつもどのくらいの価格で売られているのかをチェックすることも重要です。

消費者としては、コンビニやスーパーの戦略にはまらず、自分の財布と時間を守るために、賢い選択をすることが大切です。コンビニやスーパーは消費者にウソをついているわけではありませんが、買い手としては自分のお金を守るために注意が必要です。

自分でしっかり見極めていますか?

家計を節約する努力をしている家庭でも、子供の教育費にはしっかりと準備したいと考える人が多いでしょう。そのために生まれたばかりの子供のために、「学資保険(こども保険)」に加入することが一般的です。以前は、多くの親が郵便局(かんぽ生命)の学資保険を選んでいましたが、今では一般の生命保険会社の学資保険も選択肢に入っています。なぜなら、一般の生命保険会社の学資保険の方が、魅力的な商品や高い戻り率(積み立て元本に対する保険金の受取額の率)を提供している場合もあるからです。

しかし、現在では子供の教育費を準備する手段として学資保険が必ずしも最適とは限りません。万一の事態に備えて保険料の支払いが免除されるというメリットがある一方で、同じ金額を積み立てるなら他の貯蓄商品や比較的安定した運用が期待できる投資信託などと比較することも重要です。みんなが入っているからといって慣例的に学資保険を選ぶと、逆に不利になる可能性もあることを忘れてはいけません。

保険については理解が難しいと感じることがありますが、しっかりと中身を理解して加入しないと無駄な支払いをしてしまう可能性があります。また、一度加入したからといって終わりではなく、生命保険や医療保険も、自身や家族の状況に合わせて定期的に見直しを行うことが大切です。

親や他人の意見に流されるのではなく、自身に合った保険を選ぶために、専門家に相談したり、情報収集を行うことが重要です。自分に合った保険を見極める力や専門家に相談する勇気を身につけましょう。

いつもの銀行、見直していますか?

お金を手堅く貯めるためには、後回しにしないことが大切です。例えば、普段使いの銀行口座や預金先を見直すことが挙げられます。使い勝手や特典、金利などを比較して、より良い選択をすることで、お金が有効に働き始めます。

ただ、お金の使い方が下手な人は、こうしたことにあまり関心を示さないことがあります。利便性が良くても、特段の不満を感じないと、後回しにしてしまいがちです。しかし、後回しにするほど手間が増え、結果としてお金が貯まりにくくなります。

普通預金に入れっぱなしのお金は、効率的に利用されていません。普通預金口座にお金を放置しておくだけでは、そのお金が成長するチャンスを逃してしまいます。

普通預金口座は、基本的に利子がつきますが、その利子率は非常に低く、お金の増加にはほとんど寄与しません。そのため、お金を上手に働かせることができません。

お金を有効に活用するためには、他の投資や貯蓄方法を検討する必要があります。例えば、定期預金や投資信託、株式などの運用を考えることで、お金を成長させることができます。また、高利回りの貯蓄口座や投資商品を活用することで、より効率的に資産を増やすことが可能です。

普通預金にお金を放置するのではなく、お金を活かす方法を考えることが重要です。そうすることで、お金がより効果的に増えていく可能性が高まります。

まとめ

貯金できない人の特徴

  • 収支を把握できていない: 家計の収支を把握しておらず、支出が収入を上回っていることに気づいていない場合があります。
  • お金の使い方が無計画: 支出を計画的に行わず、衝動的な買い物や無駄な支出が多いことがあります。
  • ボーナスが頼り: ボーナスに頼って生活し、毎月の支出をボーナスで補填しようとする傾向があります。
  • 行き当たりばったりでローンを組む: 返済計画を立てずにローンを組み、将来の支出や収入の見通しを立てないことがあります。
  • 夫婦間のお金は共有せず: 夫婦で財布を分けて管理し、お互いの収支を共有しないことがあります。
  • 余ったお金を貯金に回せない: 給与を使い切ってしまい、貯金する余裕がないことがあります。
  • 帰り道のお菓子やドリンクを買う: ちょっとした出費が積み重なり、無駄な支出が増えることがあります。
  • 忙しさを理由にする: 忙しさや面倒さを理由に、お金のことを後回しにすることがあります。

身近な改善方法

身近なところからお金の管理方法を見直して、無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことが重要です。

  • ATM手数料を節約しましょう: ATM引き出しや振込手数料は無駄な支出です。自分の口座がある銀行のATMや提携先のコンビニATMを利用すれば、手数料を節約できます。特典や無料で利用できる条件を確認しましょう。
  • リボ払いに注意しましょう: クレジットカードのリボ払いは利息が発生し、実質的には借金状態です。必要以上に買い物をせず、まとまったお金が必要な場合は事前に貯金をしてから購入しましょう。
  • 無駄なついで買いを避けましょう: コンビニやスーパーでのついで買いは貯蓄の妨げになります。必要のないものまで買ってしまわないように気をつけましょう。
  • 保険について理解しましょう: 子供の教育費を準備する手段として学資保険が必ずしも最適とは限りません。保険には様々な種類があり、自身に合った保険を選ぶために専門家に相談したり、情報収集を行ったりしましょう。
  • 銀行口座や預金先を見直しましょう: 使い勝手や特典、金利などを比較して、より良い選択をすることで、お金を有効に働かせることができます。普通預金口座にお金を放置するのではなく、他の投資や貯蓄方法を検討しましょう。

これらの方法を実践することで、身近なところからお金の管理を改善し、無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことができます。

最後に

お金を増やすことは大切ですが、同じくらい大切なのはお金を守ること。無駄な出費を減らすために、自分のお金の収入と支出をしっかり把握しましょう。支出を見える化することで、貯金を増やし、将来の安定を築くための土台をしっかりと作ることができます。

お金の管理は一見難しいかもしれませんが、身近なところから始めることで効果的に改善できます。自分や家族の将来のために、お金を有効活用し、貯蓄を増やすことが重要です。これらの改善方法を実践することで、健全な財政状態を築き、安心して将来に備えることができるでしょう。

自己紹介
平田 とかげ
平田 とかげ
マネ活を義務教育に!
はじめまして!私はこれまでに、投資しながら少しずつ資産を形成してきました。投資を始めた頃は全くの初心者でしたが、少額から始めて徐々に目指していきました。では、私が経験したリアルな投資のステップをシンプルに伝え、これから投資を始める方のお役に立つ情報を共有しています。ますので、ぜひ一緒に行っていきましょう!
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